機関誌『比較文學研究』

機関誌『比較文學研究』とは

『比較文學研究』は、昭和29年(1954年)6月に東大比較文學會の機関誌として創刊されました。

令和4年(2022年)4月までに107号が刊行されています。
詳しい内容については「『比較文學研究』バックナンバー総目次」をご覧ください。

『比較文學研究』は、その名の示す通り、比較文学研究を推進するための雑誌です。現在の誌面は「巻頭言」、「特輯論文」、「一般論文」、「書評」、「展覧会・カタログ評」、「Le Rond-Point」(エッセイ等)、「外国語要約」、および特集記事(追悼文等)から構成されています。(詳しい編輯方針についてはこちらをご覧ください)。東大比較文學會会員には、毎号、事務局より郵送されますが、一般の方を対象に市販もされています。現在の発売元はすずさわ書店です。

すずさわ書店
〒350-1123 埼玉県川越市脇田本町26-1-306
電話:049-293-6031 FAX:049-247-3012

第1号から第60号までのバックナンバーについては、すずさわ書店からCD-ROM版が出ています(総ページ11,500ページ)。構成は以下の通りです。

  • 第Ⅰ期(第1号~第20号) ISBN: 4-7954-0305-8
  • 第Ⅱ期(第21号~第40号) ISBN: 4-7954-0306-6
  • 第Ⅲ期(第41号~第60号) ISBN: 4-7954-0307-4

また過去の『比較文學研究』の発売元は、以下の通りです。

  • 第 1号~第11号(東大比較文學會)
  • 第12号~第59号 朝日出版社
  • 第60号~第78号 恒文社
  • 第79号~    すずさわ書店

これまで『比較文學研究』誌上で組まれた「特輯」は、以下の通りです。

『比較文學研究』特輯リスト

(詳しくは「『比較文學研究』バックナンバー総目次」をご覧下さい。)

  • 第 1號 藤村詩研究(改訂第1號 「若菜集」研究)
  • 第 2號 BALDENSPERGER(改訂第2號 バルダンスペルジェ研究)
  • 第 3號 ゲーテと世界文学
  • 第 4號 矢野峰人博士還暦記念號/特輯 日本文学と西洋文学
  • 第 5號 フランス比較文学
  • 第 6號 森鴎外と西洋文学
  • 第 7號 「珊瑚集」研究
  • 第 9號 堀大司教授還暦記念
  • 第13號 森鴎外研究
  • 第17號 児童文学研究
  • 第22號 ロシア・東欧文学研究
  • 第25號 詩と詩学
  • 第27號 アーサー・ウェーリー
  • 第33號 東西の抒情詩
  • 第35號 能の諸相
  • 第39號 小山弘志教授退官記念
  • 第47號 小泉八雲
  • 第50號 絵画と文学
  • 第57號 夏目漱石を読む
  • 第58號 音楽と文学
  • 第59號 比較研究の先達たち
  • 第60號 ラフカディオ・ハーン
  • 第61號 東ヨーロッパ
  • 第63號 アメリカ
  • 第65號 説話の流伝と変容
  • 第69號 翻訳
  • 第70號 東アジア
  • 第71號 芭蕉
  • 第72號 クレオール文学
  • 第73號 福沢諭吉
  • 第74號 東大比較文學會45周年
  • 第75號 江戸の香り、明治の響き
  • 第76號 日本の詩学に向けて
  • 第77號 比較芸術論:フランス編
  • 第78號 テキストとイメージ
  • 第79號 金素雲
  • 第80號 文体
  • 第81號 アメリカ文学
  • 第82號 近代文学と恋愛
  • 第83號 フランスとその通路
  • 第84號 共通言語・支配言語と比較文學
  • 第85號 ラフカディオ・ハーン歿後100年
  • 第86號 表現のなかの異国
  • 第87號 中東世界
  • 第88號 異文化の異化と同化
  • 第89號 異文化接触と宗教文学
  • 第90號 雑誌メディアにおける視覚文化
  • 第91號 戦後日本文学
  • 第92號 横光利一
  • 第93號 近代性〔モダニテイー〕
  • 第94號 日本への視線
  • 第95號 文学的環境
  • 第96號 漢文訓読と漢学論
  • 第97號 世界文学と国民文学
  • 第98號 萩原朔太郎の風景
  • 第99號 外地を語る,外地から語る
  • 第100號 大正改元百年
  • 第101號 エクスプリカシオン・ド・テクスト(本文の解釈)
  • 第102號 研究を語る
  • 第103號 イギリス・ロマン主義の受容と変容
  • 第104號 朝鮮からの視野:古代から近代まで
  • 第105號 雑誌研究の現在
  • 第106號 「女」が語る
  • 第107號 重訳/芳賀徹先生追悼