機関誌『比較文學研究』

『比較文學研究』編集方針・投稿について

東大比較文學會では、機関誌として『比較文學研究』を年1回刊行しています。
編輯委員会では主に以下について、依頼や査読、編集作業をおこなっています。

  • Ⅰ 特輯論文
  • Ⅱ 一般論文
  • Ⅲ 書評
  • Ⅳ 会員業績(ウェブ掲載)
  • Ⅴ 展覧会&カタログ評

Ⅰ・Ⅱ 特輯論文および一般論文

『比較文學研究』には、東大比較文學會の会員であれば、どなたでも投稿できます。「特輯論文」については、編輯委員会より個別に依頼しますが、「一般論文」および(大学院生が執筆する場合の)「特輯論文」については、編輯委員を中心とする査読委員会で査読を行った上で採否を決定します。

投稿については下記編輯委員会にお問い合わせ下さい。

東大比較文學會事務局
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学比較文学比較文化研究室 気付
電話:03-5454-6330 ファックス:03-5454-4325
e-mail:

Ⅲ 書評

『比較文學研究』第87号より、書評欄の一層の充実のために、編輯委員会の委嘱による「書評委員会」が2005年12月に発足し、情報の収集と書評候補者の推薦をおこなっています。
書評委員は、東京大学比較文学比較文化研究室の若手の卒業生(研究者に限らない、多様な背景を持つ方々)および在籍大学院生のなかから、幅広い研究領域がカバーできるよう、編輯委員が選任し、委嘱しています。

現在、書評欄では、会員著書を中心としつつ、会員以外による比較文学比較文化関係の重要書、話題書にも広く目配りした選書につとめています。会員の方で、近著を御寄贈いただける方は、編輯委員会までお送り下さい。また、会員からの情報提供については次項をご参照下さい。

書評の投稿(一件4000字以内)も受け付けております。書評の投稿については、予め上記編輯委員会にお問い合わせ下さい。

Ⅳ 会員業績(ウェブ掲載)

比較文学比較文化研究に従事する会員の研究成果を、常時、相互参照できるように新しいサービスを始めます(年1回更新)。
会員の最新主要業績に関して、PDFファイルで公開します。
こちらをご覧ください。

なお上記サービスのために、会員の業績に関する情報を、こちらで年一回(1/1-1/31)受付け、全員の情報を集計して掲載致します。

会員から報告して頂きたい事項は以下の通りです。

  • 氏名
  • 業績タイトル(合計3点;単著・共著・論文可)
  • 出版社(論文の場合は掲載媒体名と号数)
  • 出版年月(西暦)

※入力は全角(数字、欧文は半角)でお願いします。
※受け付けた情報は、書評対象図書選出の際の参考にもいたします。

Ⅴ 展覧会&カタログ評

「展覧会&カタログ評」は、『比較文學研究』第74号(1999年8月)より設置されたコーナーで、一般美術雑誌でも類を見ない独自の試みを継続。毎回1~2本、全国の美術館および博物館でおこなわれている企画展とそのカタログを対象とした批評です。とりわけ、比較文学比較文化研究と軌を一にするような学際的企画展に特に注目し、卒業生や在校生の多彩な専門を生かした批評を、現在も展開しています。
評者は通常編集委員会から毎回委嘱していますが、会員からの投稿も歓迎致します。その場合は事前に編輯部にご相談ください。

上記コーナーが始まってから4年後、2003年に、それまで多数の本学会員によって累積された約20本の展覧会&カタログ評を中心として、日本における展覧会カタログの制作や収集、批評の現状を考える共著『展覧会カタログの愉しみ』(今橋映子編著、東大出版会)を公刊しました。その詳細については、こちらをご覧下さい。

また2004年10月から2021年9月までの長きにわたって、上記の批評のための情報収集と院生批評者の選定に関して、比較文学比較文化研究室所属の院生委員会が組織され、活発な活動を行ってきました(2021年10月より休止中)。その詳細については、こちらをご覧下さい。